国道173号旧線 能勢〜栗栖

後ろに見えるのは能勢第一トンネル。

旧道、廃道探しのセオリーとしてトンネルの近辺にある道を疑う。 トンネルを掘った以上、それ以前に使われていた道が近辺にあるからだ。

ここにもそれとなしに分岐路があった。

現道の下をくぐり轍を進めて行く。訪れた時期が夏だったこともあり、川辺で遊ぶ家族連れが目立つ。 一庫ダムより知明湖、大次路川をまたいで伸びるこの区間は橋とトンネルだけで構成されている。 そう言っても間違いではないと思う。まだ物知らずな頃、初めて走った時は近所にすごい国道があったと思ったものだ。

大次路川沿いに進むとすぐに現道へと合流する。 「当時は酷道だった」事を踏まえて現道へと合流せずに左折し、今は県道104号へ輪を向ける。 山々が連なり、谷には川が流れ、峠道を作り難い地形を考慮した上でこの先の旧道は? となるとやはり川沿いの道ではないかという発想です。

大次路川沿いに、山を迂回するように道なりに走るとボロボロになった案内標識が現れます。 元の姿を想像する事も難しいくらいに剥げ落ち、この道がかつて国道だった事を説得するには 少々心許ない材料ではありますが、うっすらとおにぎりの痕跡も確認できます。

現道に合流し、北上することわずか3km。森上南交差点より分岐します。 はたしてこの道も国道だったのか?と聞かれると自信はありませんが、この先現道がわざわざ 橋を架けている事を考えると、ここが旧道という事も否定できません。

最初にこの国道の旧道を走ってみようと思いついた頃は、龍化渓流地区、はらがたわ峠、天王峠、榎峠ぐらいと思っていました。 が、しかし一つを踏破すれば、また一つ二つ材料が出てくるという、金太郎飴状態になっているのが現状です。 またBBSやアンケート等によりまだまだ調査不足を思い知らされました。

道なりに進みますと案内標識が出ます。三叉路で行く先は二つとも県道602号とありますが、心配無用。右折すれば現国道に戻れます。
で、右折するとまたご丁寧に案内標識があらわれます。(交番の向かいぐらい) そしてその案内標識に存在感を奪われていますが、電柱と標識柱の間にひっそりとおにぎりが佇んでいます。

この後、すぐに現道に合流せずに路地のような横道に入り、また発見がありました。

一方通行に入ると、こちらに背を向けている案内標識があります。 不思議に思い、振り返って見ると明らかにここが国道であった事がわかります。

電柱の影に隠れるおにぎりをまたここでも発見してしまいました。



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