オイルクーラー交換しました。


放置すると大変

水冷も空冷も、今は少数派となった油冷も例外無く「熱」を溜め込むと大変です。 水冷の場合は初期症状としてクーラントの漏れなどからどの程度の限界に近いのかが解りますが (※必ずしもクーラントが漏れるとは限らない)空冷油冷は熱量溜めすぎると即アウト。 最悪焼き付き等の症状に至ります。

そうならない為の冷却装置としてラジエーターorオイルクーラーがあります。

だからと言って「ラジエター(オイルクーラー)が付いてるから大丈夫」ってワケでも有りません。 走行していれば当然、小石や何かしらの跳ね上げを受けてコアが潰れたりします。この「コア」が 潰れたままだと走行風がコアの間を通り抜ける事が出来ず、熱が溜まるのです。

洗車時などにコアの状況がどうなってるか観察する癖を付けていると吉。放置は論外。

観察したら

コアが潰れていたら、マイナスのドライバー(出来る限り小さいモノがベスト)でコアの潰れを 直す事が出来るので、是非やってみよう。

しかし、それでも限界があります。筆者のオイルクーラーがおそらくその部類に入るでしょう。 コアの両側が再生できないなら、せめて片側だけでも。それでも異物が詰まったり汚れが酷くなると もはや冷却装置としての機能は期待出来ません。


マイナスドライバーにてコア整形中。
勢い余って潰さない様に
ここまで来ると整形不可能・・・
・・・では無いが正直やってられんw


そうなってしまった場合、交換しましょう。
ヤフオクで純正部品探すも良し、新品の社外品に替えるも良し。です。
基本的にコアの潰れまくったラジエター(オイルクーラー)より悪いモノなんか有りません。

交換時の注意

作業時の注意はさておき、冷却装置交換における注意としては夏場より冬場にあります。

「オーバークール」により始動性の悪化、アイドリングの不安定などの症状があります。
純正品交換なら特に気をつける事も無いかと思いますが、社外品の大容量ラジエターなどに交換 した場合は注意が必要です。

※対策としてラジエター(オイルクーラー)の前に網やダンボールを貼る事で冷却性能を落として オーバークールし難くしよう。ってのもあります。あくまで参考まで。

簡単ながら作業紹介


先ずはエンジンオイルを抜きます。抜かなくてもそんなに溢れる事も無いと思いますが、何か面倒な事になったら嫌なんで先ずは抜きます。

従ってエンジンオイルと同時に交換するのが吉。オイルフィルターも一緒に替えると尚良し。

エンジンオイルを抜いたら、オイルクーラーに接続されているホースを外します。
熱で固着している可能性もあるので作業前は軽くCRCなど吹いたら良いかと。
(※勿論、外したら脱脂するのも忘れずに)

外すとこんな感じ@94XJR400S
写真では仕方なくモンキーを使ってますが、ここは適正サイズのスパナの方がベター。もっと言えばトルクレンチがベスト。

次にフレームに止めているボルトを外します。

画像ではメガネで、見るも簡単に外してますが、ここはそんな大トルクで締められてないので桶。つうかボルトのサイズからして大トルクは掛かってないか(笑

以上、ボルト箇所は4箇所だけなんで「工具を使って」と言う意味では簡単に取れます。要はオイルの処理が面倒なダケ。

次に新しいオイルクーラーを取り付ける。取り付けると言っても先ほどと逆の手順なので全然難しい事も無い。

取り付ける前にゴムによるダンパー、ネジ穴、そしてオイルの通り道付近のネジ溝にグリスを適量塗布しておく。ダンパーやネジ穴はそれらの保護を狙って、オイルの通り道付近はシール的な意味もあって塗布する。

グリスの種類としてはネジ穴は耐熱、ダンパーとオイルのシール的に使うグリスはリチウムで桶。

逆の手順なんで、何ら迷う事無く作業を進める。
フレームに取り付けて、次にホースを取り付ける。これだけ。
(※この時は仮止め程度でいいです。)

外した時と工具変わってますが、単に楽したくなっただけの話(苦笑

一通り取り付けた後は、各部がフレームに干渉していないかをチェック。
干渉していないのを確認したら再度、締め作業を行って更に確認。で作業は終了。

…で、この後はオイルを入れて終わりなのだが作業箇所が作業箇所なのでいきなり走り出す様な真似はせずに、先ず適当に暖気してオイルの漏れが無いかを確認。
無ければ短い距離を適当に走ってからオイル漏れの確認を行う。

運悪く整備不良で捕まるのも嫌だが、自分の漏らしたオイルをリアで踏んで転けるのはもっと嫌だろ?




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