アーシング


 とあるバイク雑誌に「電気を味方にする」という特集が組まれていました。 それまでバッテリーやヘッドライトバルブ交換ぐらいしか知らなかった電装関係の特集にちょっと興味を持ったのもこの雑誌の特集からだったと思います。


 四輪では「アーシング」は市民権を得た様な感がありましたが、当時二輪ではまだそれほど注目を集めておらず、某掲示板などでも「プラシーボ効果みたいなもの」というレスがあったのを憶えています。 眉唾なモノにお金は掛けられないなぁ。と思っていたある日、ホームセンターでアーシングキットが1900円で売っていました(笑) 専門の用品店では1万円前後で売られていたのが、1900円です。内容的にもなんら遜色ありません。これは「買い」でしょう。と言うわけでアーシングキットを買って帰りました。

 キットの説明書を熟読。ついでにアーシングに関するバイクのサイトも検索して下調べ。 結果、エンジンブロック、レギュレーター、ジェネレーターの三箇所にアーシングを施す事に決定。 シートを外し、サイドカバーも外し、バッテリーも一旦外して作業開始です。

 レギュレーター、ジェネレーターへの配線箇所のボルトは比較的簡単に取れました。触らない場所だけに固着を予想していましたが(^^; ボルトを抜き、錆取りを施し。CRCを吹いて綺麗にした後に結線し、またボルトを締めます。 そして最後の難関、エンジンブロック。取り付けはキャブレター脇の小さなボルトにしようと決めていたのですが、これが取れない! やはり年中毎日、高温に晒されている箇所だけに焼き付いているのか?CRCをふんだんに吹きつけて、プラハンで衝撃を与えたりした後に再挑戦。 レンチに鉄パイプで長さを継ぎ足して、ようやく取れました。いやー折れなくて良かった

 全ての結線を終えて、結線が緩んでないか、外れていないか改めて確認しバッテリーを再接続。 キーをONにし、セルを回す…心無しかセルが心強く回る。「心無しか」なんて形容していたらプラシーボぢゃん(爆) しかし冬場にも関わらず、この草臥れた空冷マルチが一発で始動するのは過去にも少ないぐらい珍しく、これぞアーシング効果と思わないと一体なんなのかと。


電気的な計測器も無いので、数字を挙げて効果の立証は出来ませんが、やる意味はあった様です。



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