ワイヤー類の点検


ワイヤーの役割

クラッチ、アクセルに使われているワイヤーの役割ですが、まあ細かな説明は不要かと思います。 クラッチが油圧式ならまた話は変わりますしね。

クラッチの操作やアクセルの操作の為にワイヤー類は引っ張られ、戻されを繰り返します。 これらの動きを繰り返すうちに伸びたり、果ては切れたりします。 これも「消耗品」の一部であると考えてください。

の選び方

社外品も多くありますが、社外品であることのメリット……ってなんだろう?(爆) ハンドルを変えたときに合わせて、長さを替えられるぐらいかな。強度的には純正も社外もあまり 大きな違いは感じなかったのですが。

社外品といえどメンテフリーでは無いので、こまめに注油しないとすぐに切れます。 整備頻度など、その辺を天秤に掛けて純正と社外を選び分けたらいいのかな。 純正はコストパフォーマンス、社外はサイズの自由度だと思います。

それでは簡単ながら作業紹介


日頃から非常にストレスの多い個所なのでこまめにCRCなどで注油したりしましょう。 出先で断線。なんて笑い話にもならないので。

一般的にエンジン側とハンドル側で調整できますが、「調整」という意味合いならハンドル側で 行うのが一般的かと。ハンドル側の調整でどうにもならなくなってきたら交換した方が良いでしょう。

アジャスターをレバー側へ緩めて行きます。アジャスターの切り欠きとレバーの切り欠きを一直線になる 様にして、ワイヤーを引き出します。

この時についでだから、レバーやピポット部も洗浄してしまいましょう。 レバー脱着時にクラッチレバースイッチを破損しない様に気を付けてください、

クラッチワイヤーに注油します。ワイヤー用グリスが無ければCRCでも可。 ワイヤーにちょっと吹きかけて、手でワイヤーを出し入れし中まで潤滑するように繰り返します。

ちょっと根気要ります。注油と洗浄を兼ねて行っているのでおざなりにならない様にしましょう。

外した手順の逆で付けていきます。 一旦仮組み程度に取りつけてから、ワイヤーの調整をします。 この時、クラッチが繋がったままだと調整も無いので、全く切れた状態から繋がる方向を模索する手順で私は調整しています。

もっとも最近は、アジャスターの位置で大体見当付きますが。

続いてアクセルワイヤーです。

一言で簡単に点検と言っても、アクセルワイヤーの場合タンク下まで伸びているので結構面倒です。 インジェクション車はこの限りではない車種もありますが、キャブレター車なら大抵そうだと思います。

今回は面倒がらずにタンクを取り外して、点検します。

タンクを外したからといってもプラグ交換ほど劇的に作業しやすくなるワケではなく、奥まったところにあるので厄介です。 調整ボルトのサイズは10mmです(4HM) 熱や油の篭る箇所なので、清掃を忘れずにやっておきましょう。

奥まっている上、あまり触らない箇所なので固着していたりすると更に作業は厄介です。 しかし焦らずに。短気を起こして力任せになると最後に泣きをみるのは自分です。

まあ、こんなトコロのボルト類をナメたという話も聞いたこと無いですが・・・

今度はハンドル側のワイヤーを点検。 大抵アクセル横にプラスビスで止めてあったりします。ネジナメ注意 構造自体は簡単ですので、再度組み立てにも困らないと思います。

こちら側も調整出来ます。というかアクセル側で調整するのが一般的か(苦笑) XJR400ですと8、10mmのスパナが必要です。

この時、せっかくバラしたのだから忘れずにワイヤーに給油しましょう。 油はワイヤー用グリスがなければ、CRC556でもOKです

そして最後はクラッチ同様、外した手順の逆に組み付けていけばOKです。



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