プラグ交換


スパークプラグの役割

その爆発の瞬間は2000℃以上の高音にさらされ、次の瞬間に十数度の混合気で冷やされ、そしてまた爆発…… それを一分間に数千回と繰り返している。

それを考えただけで凄い仕事をしていると感じさせるスパークプラグ。バイクの場合、エンジンオイルと 同様の理由で磨耗も早く、車の何万キロで交換に比べるとあまりにも短命。 長くても5000kmで交換が目安となっている。

エンジンの鼓動を支えるコイツが駄目になると、当然走れません。地味ながら大切なパーツです。
スパークプラグの選び方

まあ、いつもながらの台詞ですが「メーカー純正指定」でOK。 イリジウムなどの高性能プラグなどに替えてもOK。「旧車に高性能オイル」の件のような話も聞いたことが ないので良いプラグに替えれば始動性なども若干良くなります(あくまで体験談ですが)

ただしプラグの「型」だけは間違えないように。お店に行けば車種毎の適合表があると思うので、 そちらを見て適合するプラグを買いましょう。
熱価
プラグの適合表の見方自体は表の通りであり、メーカー毎に表記が違うのでここでは割愛する。
プラグの番数で焼け型の判断が出来る(番号が小さいほど焼け型)が、前後一番くらいは交換範疇なので、ここで焼け色にて判断し、 適正なプラグを付けれる様にしたい。

まずはプラグを外してみよう。電極周りのガイシの焼け色で判断するのだが、カーボンの付着もなく こんがりとしたキツネ色なら良好。熱価を替える必要は無い。

次にガイシ部分が黒くなっている。カーボンの付着が多いと燃焼不足。番数を一つ落として焼け型の プラグに交換しよう。

そしてガイシが白くなっている。これは燃焼過多で必要以上に熱量を出している。番数を一つあげて 適性になるようにしよう。

ただしこの見方は吸気マニホールドから二次エアを吸い込んでいないとか、エアクリーナーが汚れていないという 基本メンテが出来ていることが前提となる。


それでは簡単ながら作業紹介


XJR400(4HM)はタンクを取らなくてもプラグ交換は可能。 …なのですが、多くの車種はタンクを外さないと交換出来ない事もあり、ここでは参考までに外します。

使えない車載工具。なんて言ったりしますが、プラグレンチはしっかりした造りになっているので 車載のプラグレンチを使いましょう。画像では汎用品使っていますが…(苦笑)

古いプラグを抜き、新しいプラグを取りつけます。作業自体は簡単。 ただ、ガソリンタタンクを取り外すのが一番厄介なのかも。

新しいプラグのねじ山に耐熱グリスを塗布しておきます。 こうする事で、焼き付き等の防止になります。

グリスを塗布したら、まず指先で締めます。ある程度締めたら工具で締めます。

誤ってプラグを斜めに差してしまっても指先ならねじ山を傷つける事はないでしょう。 場所が場所だけに、取り付けに失敗したり捻じ切ったりするとエライ出費になる事は間違いありません。

指である程度締めたら、最後はプラグレンチでしっかり締めます。 付属のワッシャーが潰れるのを考慮して再使用時は締める角度が異なるので注意。 詳しくはサービスマニュアル等参照。

この時も捻じ切らない様に注意してください。要は抜けない程度に締まっていればいいので。



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